☆☆☆

ブランド


 大阪のホテルに端を発する食材の誤表記というか、いわゆる食材偽装疑惑は、そのホテルだけに止まらず全国レベルに広がり、魔女狩りの様相を呈してきた。ま、予想されたことであるが、信用ブランド然とした高級ホテルのやったことで波紋は小さくない。  
 ま、この際一斉に発表してしまえば怖くない的な側面も見せつつ、あちこちで「もおしわけない」と頭を下げる。で、会見などを開くわけだが、会見に臨む責任者というものが、どこも賢そうな容貌の方達で、要領を得ない答弁に終始する。質問する側は偽装との認識はあったのかと聞くが、誤表示だといって譲らない。あるホテルでは、中華の料理人が「我々中華の料理の世界では、小振りなエビは芝エビ、大きなものは大正エビと総称する習慣があって、偽装したものではない」とか分らないことを仰せになったわけだが、都内の中華料理店に事の真偽を尋ねると「そんな話は聞いたことがない」と言う。  

 新宿と銀座に店舗を構える、ある靴店の面白い話を聞いたことがある。新宿でまったく売れなかった靴を銀座に移し、新宿で10000円だったものを23000円と値段を大幅に変えて並べたところすぐ売れたとか。ようするに靴の程度より値段で判断する消費者の気分というものが表れていておかしい。利用する側だっていい加減なものなんだから、エビなど何だって構わないのだが、さもありがたい食材であるように表記するってところが問題なわけだ。  

 ある町に、麻婆豆腐には山田豆腐店の豆腐しか使わないとする中華屋があったとする。しかしながら、ある日麻婆豆腐好きの客の一人が「これは山田豆腐店の豆腐じゃない。隣町の西山豆腐店のものじゃないか」と看破して、むくつけきおやじが会見に臨む。「すんません。山田さんとこの豆腐が値上げしたもんで、つい」ってな話だったら良かったのに、ねえ。

拍手[0回]

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

11 2018/12 01
S M T W T F S
2 3 4 5 6 8
9 11 12 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新記事

(12/13)
(12/10)
(12/07)
(12/01)
(11/30)
(11/29)
(11/28)
(11/24)

アーカイブ

最新コメント

[12/10 s・f]
[09/26 s・f]
[09/26 ぐれじゅー]