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不幸の種


 先日の保育園児が亡くなった事故を受けて、あのような事故を無くすにはどうすればよいのかなどという議論を聞く。しかし、あの事故は運転者の不注意であって、たまたま衝突された車の先に人がいた。池袋の暴走もそうだし、それを防ぐ方法などあろうはずもない。だいたい車の運転者というものはいい加減で、常にすれすれの状態で走っていると言っても過言ではない。信号無視など日常的なことで、赤に変わった直後はまだまだ大丈夫ってな風だし、ぎりぎりで渡り始めたはいいが、先が詰まっていることに気付き慌てて左に寄せようとする車もよく見かける。なにせ誰もが信号に捕まりたくない、少々危なくても行ってしまいたいと考えるようだし、無理をしたからって良いことなど何もないのだが、みんなどういうわけか一刻を争うような気分になっているものらしい。直進車がいるにも関わらず、信号が変わるや否や強引に右折を試みるバカも多い。この場合、横断歩道に歩行者がいると結構危険なことになったりもする。事故と隣り合わせの運転をして、それでも辛うじて成り立っているのが車社会だともいえる。信号のない横断歩道に渡ろうとする人がいても停まる車は極めて少ない。30キロ制限の裏道で法定速度を守る車も稀だし、その筋が本気になれば切符を切られる車はそこら中にいる。無理を承知で様々なくぐり抜けをやっているのが現状だから、そうそう簡単に事故が少なくなるとは思えない。それが根本的な人の心理だとすれば危うい運転がなくなる筈もない。抜本的な改革を図るのなら、全ての信号に矢印の右折信号を付けること。これによって慌てて右折する車はいくらか少なくなる。先日テレビで右折信号を取材していたが、その矢印が付いている信号でも右折車が赤になっても突入するケースが多かった。何をやってもこんな風だ。で、究極は監視カメラを利用する手だ。近ごろ駐車場ではカメラで車のナンバーを記録し、それで精算させる所も増えた。その精度を上げて全ての交差点に設置する。信号無視した車は即座に中央管理センターにデータが送られ、後日反則切符が送られてくるってな方法を使えば、無茶な横断は確実に減る。設置に費用もかかろうが、今の状況であれば反則金で簡単に回収できるに違いない。何よりも、お巡りさえ見ていなければ少々の違反、無茶な運転のひとつや2つは大丈夫という気の緩みは軽減されることは確かだ。ま、実現などしないだろうけど。そもそも人が身の丈に合わない制御不能な道具を手にしたことが間違いだったとも言える。

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