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人減らし

 

 現在1億2800万人という日本の人口は、この先減少が続くことになり、2060年には8674万人になるとの予測。ま、今日生まれた赤ん坊が46歳を迎えるころになるわけだから、僕らの知ったことではないが、4000万人が減るというのはどういうことになるんだろう。2030年には1億1522万人といわれていて、それだと1300万人減で「減ったなあ」などと実感することはむつかしいようにも思えるが、さすがに4000万だと目に見える変化がありそうな気もする。  
 一説には、東京の私鉄は多摩川を越える地域に関しては存続の保証はなく、恐ろしく間引いた運転になる可能性大だとも聞く。東京の郊外の町の一つぐらいはなくなりそうな気もする。  近ごろは通勤に1時間以上かかるような地域の住宅は売れにくくなっているともいうし、その分都心部に次々と建つマンション人気が上がっているらしい。  

 すべては増え続ける人のために世の仕組みが出来上がっているわけだから、減っちゃあ困るってな展開も多いに違いない。労働力が減るのは確かだろうから、外国人労働者の雇用が増えるという人もいる。で、その8674万人なんだけど、割合近いのが1950年(昭和25年)で8320万人。あの頃の都市の成り立ちと人口密度に近づくとなると、そうとうカスカスの高野豆腐のような国に戻ってしまうのではないか、ってなことを心配したりして。

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