☆☆☆

同期


 昨夜は同期の集まりに行った。世話役に言われた通り、しっかり7月のライブの案内もしたりして、そこらは抜かりなくやってきた。3年ほどを経て久々に出席して思ったのは、ずいぶんと老け込んだように見える人がいたことだった。下の写真の女性はアパレル関係のデザインの仕事をしていて現役だから、老け込む暇もないらしく若々しい。



 そういったことは個人差があるから一概に言えないが、現役の人は総じて若い。しかし、身体的な衰えは誰にでも来るわけで、大病を患った人は思った以上に多い。ほとんどが「癌でさ、オレ腎臓片っぽネエんだよ」などという。さらに転移も発見されたらしいが、まだまだ大丈夫だと聞いて返す言葉もない。この歳になると女史の言う「何もない方がおかしいわよ」ってなことで納得せざるを得ない。



 飯田は高校時代の悪友の一人で、ビートルズなどに入れ込んでいて、てっきりミュージシャンを目指すのかと思っていたが、上京して会った21、2の頃はレコード屋で働いていた。長髪、ジーパンの70年代の若者のようなスタイルを貫いていたが、歳には勝てずというか、無茶な長髪にしていたツケが回ったのか、ずいぶん前から髪形を整える必要がなくなってきていた。ま、人生は無常だ。



 この方はこの集まりでしか知らない人の一人だ。同い年なのかなあと怪訝に思う。今回の出席でヒシヒシと伝わってきたのは、誰もがとんでもない歳になったなあと痛感していること。でも、ここまで持ったのだから喜ぶべきなのだと思いたいこと。終わり近付いたころ、高取に「ふちの、おまえはさ、生涯現役を貫けよ、な」と力付けのようなことを言われた。



 もちろん、そう考えてはいる。20代のころに目指したゴールのようなものがあるとして、その地点が10だとすれば、今どこにいるか。自分の実感としては0・7がいいところだ。まったく何も出来ちゃーいない、0点などと思うこともあるから、ま、そんなものだ。現役は自分でそうだと言えばそうなんだから問題はない。しかしながら、現役だと言い張っても、その最後に1点に達することが出来るかどうかは微妙なのだ。

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