☆☆☆

夭折


 なんという暑さだ、駐車場から自宅までの50メートルほどの距離でさえ、楽器を下げて歩いていると立ち眩みしそうになった。毎年同じようなこと言ってはいるが、さらに悪化しているようで、なにしろ梅雨明けはとんでもなく早かったし、まだ7月中旬だというのに例年の一夏分を過ごしてしまったような気がする。もちろん冷夏などという肩透かしを食うよりはいいが。



 昨日17日はコルトレーンの命日だった(1967年没)。奇しくも8年前の同じ日にビリー・ホリデイも亡くなっている。ビリー・ホリデイは44才、コルトレーンは40才だった。コルトレーンは知られるのが遅く、活躍したのは10年ほどだったが、聴き続けていても未だに全貌がつかめないほどの録音を残している。早死にの天才という言葉が即座に浮かぶ。モーツァルト、シューベルト、ヴォルフ、エリック・ドルフィー・・・・。同じようなことを以前にも書いた(20131022の記事)。その中の日本画家の言葉「天才というものは夭折するもの。私らのように死に損なったものは、生涯をかけてのたうち回りながら描き続けるしかない」は依然として重さを保ちながら常に頭の隅にある。こちらは古希寸前。少なくともコルトレーンより30年も長く生き長らえた。で、今の体たらくは何だというのもあるが、これでも少しは分かってきたんですよなどと言い訳のようなことも言ってはみる。しかしながらオリジナリティを求める重要性に気付きながらも、既存のもののコピーを巧みに再現されると焦ったりする脆弱さも併せ持つ。ま、それがのたうち回るってなことになるのだろうと思われる。

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