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 雑然とした写真だけど、小さな花の下にはこぼれ落ちてきた桜の花びらが敷き詰められている。みんなで「春でございます」と言っているようにも見える。



 池袋の暴走事故は痛ましい。運転していた爺さんはアクセルが戻らなかったなどと言っているが、どうしてブレーキを踏まなかったんだという疑問が誰にでも湧く。足を悪くして歩行も危うかったらしいから、本人はアクセルを緩めているつもりでも、実は踏みっぱなしの状態になっていたと考えるのが妥当だ。足の感覚がないわけだからブレーキの踏みようもなかったことになる。それか、ブレーキを踏んでいるつもりでアクセルから足が離れていなかった。ま、憶測だが、体の異変に気付かなかったというか、認めたくない気持ちは何となく察することも出来るわけだ。本人もパニックだっただろうけど、同乗していた奥さんにとっては人生の最終コーナーで見た有り得べからざる恐ろしい悪夢だっただろう。かく言うこちらも運転はするわけだが、歳を取って若い頃は考えられないほど慎重になった。第一スピードを出したくない。高速道路で3車線あれば、ほぼ中央の車線をのんびり走る。そうする方が平和な気分になれるのだ。むかし東北道で速度超過、それも49キロオーバーで、裁判所の係官に「これね、50キロオーバーだと反則金がね、12万円になるんですよ。ま、それでも今回は7万円なんだけどね」とお叱りを受けたことなど嘘のようだ。昨夜は肝を潰すような事があった。暗い道路で横断歩道上に何か光る物体が見えた。車がこちらを向いているようにも見えたから「おっ、逆走か」と思い、避けようと反対車線にハンドルを切ったときに見えたのは横断歩道上に停まっている大きいバイクだった。道路を塞ぐような停め方だから思わず急ブレーキ。「なんだよ、なんだよ」ってなもので、離れた左の歩道上にいるバイクの兄ちゃんの姿を確認した。転倒して起こした直後だったのかどうか分からないが「人騒がせな」と腹が立った。それにしてもバイクから離れて何をやっていたんだろうと疑問が残った。たぶん、事故の多くはあり得ないシチュエーションで起きるに違いない。昨夜の場合でも、人であれば背丈で確認できるが、バイクは案外低いし横向きのバイクがいるなどとは誰も思わない。何か分からない物体に見えるのだ。咄嗟の判断で回避できたが、この瞬間の判断力が衰えれば対処は不可能になるだろう。怖いよなあなどと思いつつ帰宅して池袋の事故を知った。さらに怖いよなあになった。

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